早矢仕講師が人工知能学会 2023にて研究発表を行いました。

2023年06月09日

早矢仕講師が6月7日に2023年度人工知能学会全国大会(第37回)(JSAI2023)にて「異分野データ連携と価値創出におけるデータの指標別評価可能性についての実験的考察」と題した口頭発表を行いました。

本研究は、共同印刷株式会社との共同研究の一部です。

タイトル:異分野データ連携と価値創出におけるデータの指標別評価可能性についての実験的考察

著者:早矢仕 晃章, 小池 央晟, 真鍋 公介, 青柳 貴子, 江波 友紀, 山来 友美, 加藤 敬

概要:近年,データを異なる企業や組織間で流通させ,連携することによる価値創出への期待が高まっている.しかし,データ流通を困難にしている要因の一つに,データの価値を判断するために提供される情報の不十分性と評価指標の不在の問題がある.そのため,どのような情報の提供が有用なのか,またどのような評価指標でデータを評価することがデータ交換を促進するのかということは十分に分かっていない.本論文では,異なる組織が提供するデータを組み合わせて新たなサービスを創造するケースを想定し,提供されるデータに関する情報(データカタログ及び実データ)の閲覧がデータの評価に与える影響について,被験者実験によって得られた結果をもとに考察する.