熊本県庁にてDX推進のためのデータ活用体験ワークショップを行いました。

2023年03月10日

東京大学 早矢仕研究室は、2023年2月22日に熊本県企画振興部デジタル戦略局デジタル戦略推進課主催、日立製作所企画・運営のもと、DX推進のためのデータ活用体験会を行いました。 体験会は、アイデア検討を通じてデータ活用の手法を理解し、データ活用に興味を持つ県内の他組織との繋がりを創出することを目的としています。

熊本県内の企業を中心に約50名の方々にご参加いただき、早矢仕研究室の開発するツールであるTEEDAとアクション・プランニングを用いて、産業、農業、観光、ヘルスケア、防災、生活サービス、教育をテーマに10件のデータ利活用シナリオを作りました。

体験会は大変好評で、参加者へのアンケートでは90%以上の方が満足と回答いただきました。また、89%の方が「データの活用手法を理解することができた」、95%の方が「自組織でデータ活用をしてみたいと思った」と回答するなど、本体験会を通じて熊本県におけるデータ利活用に対する理解促進に貢献しました。

TEEDAで集められたデータニーズや創出されたシナリオが、今後の熊本県におけるDX推進に活かされることを願っています。