B4小池くんが人工知能学会 ことば工学研究会で発表しました。

2022年10月01日

「単語のプリズム特性による概念スペクトル干渉の実験的考察」と題して、学部4年生の小池くんが研究発表を行いました。

本研究では、概念及び概念間の関連度評価に介入することで本来到達し得なかった情報へ到達可能にする単語の性質として、プリズム特性の存在を仮定しました。実験によりプリズム特性の存在と効果が示唆され、さらに一般語のみならず造語でも確認されるという興味深い結果を得ました。今後この研究を深め、より精緻なモデル化・定式化を図り、フィルターバブル問題の回避促進やデータ取得の効率化への応用を目指していきます。

小池央晟, 早矢仕晃章, "単語のプリズム特性による概念スペクトル干渉の実験的考察," 人工知能学会第2種研究会 第69回ことば工学研究会, pp.205-209, 2022.