修士の兪科さんがとめ研究所若手研究者懸賞論文にて最優秀賞を受賞しました。
2025-11-09
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修士課程を2024年度に修了した兪科さんが、第6回とめ研究所若手研究者懸賞論文にて最優秀賞を受賞しました。
受賞対象となったのは、修士論文「KGSynX: 知識グラフと説明可能なフィードバックによるLLMの合成表形式データ生成」です。
従来の合成データ生成手法では、統計的な類似性を保ちつつも、特徴量間の論理的な一貫性が欠如するという課題がありました。本研究で提案されたKGSynXは、知識グラフ、大規模言語モデル(LLM)、SHAPによる説明可能なフィードバックを統合することで、制御可能かつ意味的一貫性のある合成表形式データの生成を実現したものです。
本研究は、データエコシステムの発展に向けた新たな可能性を切り拓く先駆的な取り組みであり、今後の応用にも大きな期待が寄せられています。研究推進にあたり多大なるご支援をいただいた株式会社インフォマートの皆さまに、心より御礼申し上げます。
今後も早矢仕研究室では、価値あるデータの生成・流通・連携技術の構築を通じて、透明性と信頼性に基づく持続可能なデータ社会の実現に貢献してまいります。
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